フィナンシャル・タイムズ紙4月30日報道によると、ソフトバンクグループは米国にRozeという名称の新規独立会社を設立し、AIロボットとデータセンター建設事業を統合する計画で、2026年内の株式上場を目指しており、目標評価額は1000億ドルに達する。
取引概要
Rozeはソフトバンクの米国における新たな独立实体として運営され、中核事業はAIロボット技術研究開発とデータセンターインフラ建設の2つの方向をカバーする。この動きは、ソフトバンクがOpenAIへの多額の投資、ARMのチップ設計能力、自社データセンター展開など、これまで分散していたAI投資を統一された資本プラットフォームに統合することを意味する。
Rozeが計画通り1000億ドルの評価額で上場すれば、2026年世界最大規模のテックIPOの一つとなる。
孫正義のAI戦略パズル
Rozeの設立は孤立した出来事ではなく、ソフトバンク近年のAIインフラ展開の体系的な延長である。ソフトバンクのAI戦略は以下の3つの主要ラインにまとめられる:
| 展開方向 | 主要アクション | サプライチェーン位置 |
|---|---|---|
| チップ設計 | ARMの大量株式保有 | AI算力上流 |
| モデル投資 | OpenAIへの数千億ドル投資 | AIモデル層 |
| データセンター | Roze自社データセンター建設 | AI算力インフラ |
| バッテリー供給 | 大阪工場バッテリー生産ライン改造 | データセンターエネルギー保障 |